チャート分析(16/12/24)
チャートはUSD/JPYの日足です。
先週高値を頂点に、今週はじりじりと高値を切り下げている展開となりました。クリスマス前で流動性が低下してきているからなのか、ボラティリティも小さくなってきています。
続いて4時間足です。
先週は大きな段階の3波動目の内部で5波動目が進行中、さらにその内部で3or4波動目が進行中と予想しましたが、先週高値で3波動目は終了して4波動目でトライアングルを形成、現在は4or5波動目が進行中と考えます。下のトレンドラインの捉え方次第でまだ4波動目の途中とも、すでに5波動目に入っているとも考えられそうです。
最後に1時間足で今後の展開について考えます。
上記のとおり、現在はトライアングルのC波形成中かDは形成中、もしくはトライアングルは終了して5波動目に入ったと考えられます。C波形成中と考えると、A波の0.618倍が117.00なのでその辺りがC波終点の目安となりそうです。D波形成中(C2がC波の終点)の場合は上のトレンドライン付近まで上昇してから再度反転という形となるので、117.60~70辺りが反転の目安となりそうです。5波動目に入っている場合はC1,D1,E1とトライアングルを形成し、C2の位置から5波動目がスタートしているという展開です。上のトレンドラインをそのまま上抜けたときはこのパターンである可能性が高いと思います。
以上より、今後の展開としてさらに下げるのか、上昇の場合は上のトレンドラインで止まるのかどうかに注目してカウントを考えたいと思います。もうしばらく小さなボラティリティが続きそうな形状なので、トレードは様子見となりそうです。