チャート分析(17/4/22)
チャートはUSD/JPYの日足です。
先週安値を少し下抜けたところで下げ止まり、現在は109.00を上抜けるところまで戻しています。最新のカウントではここで4波終了とし、直近の戻しから5波に入ったと考えています。
4時間足で細かく見てみます。
図のvの位置でc波の内部波動5波が完成し、c波そして4波が完成したとカウントしています。このc波の内部波動は3波が1波の1.618倍、5波が1波の1.000倍ととても綺麗な衝撃波の形となっています。ただ2波が一時的に行き過ぎているのと、4波が若干1波と重なってしまっているところは気がかりです。
1時間足で更に細かく見てみます。
c波の内部波動5波の内部波動は図のようなカウントの衝撃波を形成していると考えています。トランケーションで5の位置で衝撃波を完成したと考えており、ここが大きな5波のスタート位置となります。直近の上昇幅はそれほど大きくはないので、副次波1波というよりは副次波1波の内部波動1波の上昇ではないかと想定しています。ということで現在は副次波1波の内部波動2波形成中ということになります。このカウントが正しいなら、次の上昇は衝撃波の3波となるので1波の1.618倍の110.20を上抜けてくることになりそうです。
一方で、ここから安値を下抜けてくるパターンは下図の形を想定しています。
c波の内部波動5波のカウントを修正したもので、内部波動5波の内部波動4波をトライアングルと捉えています。直近高値で4波が終了し、現在は最終5波を形成中というものです。この内部波動カウントでは1波は一番長くなっているので、3波が5波より短くなることはないという前提で考えると、下降の目安は3波の1.000倍の107.75となります。
今週はフランス大統領選や北朝鮮の核実験の可能性など、相場が大きく動く可能性のあるイベントがいろいろと控えているので、カウントを盲信せず臨機応変に対応できるように気をつけていきたいと思います。