チャート分析(17/3/25)
チャートはUSD/JPYの日足です。
4波動目終点と考えていた111.60を大きく下回ってしまいました。これにより4波動目終点位置が否定されてしまったので、カウントの大幅な修正が必要となりました。本日はその辺りの考察を行います。
直近は3波動目の61.8%を下抜けてきています。50.0%が109.30なので、節目の110.00を下抜けてきた場合はここをターゲットとして考えておきたいと思います。
4時間足に落としてみます。
4波動目をダブルジグザグー拡大フラットの複合修正波とカウントを修正しています。最初のジグザグのc波の終点位置を修正し、そこから後ろの波のカウントを考え直しています。
直近は拡大フラットのc波が進行中と考えています。c波はa波の1.000倍を越えて下げ幅を広げており、a波の1.618倍の110.20をターゲットとしています。
1時間足でもう少し細かく見てみます。
拡大フラットc波は1波延長型の衝撃波を展開していると考えています。3波延長型と考えると、副次波3波が副次波1波と5波より短くなってしまい、衝撃波では3波が一番短くならないというルールを破ってしまうためです。そして直近は4波がトライアングルを形成していて、e波が進行中だと考えています。上のトレンドラインにかなり接近してきているので、そろそろe波も終了となりそうです。次の下げで5波終了で拡大フラット完成、4波が終了というシナリオです。
ただし4波がフラットだった場合(2波もフラットなのでオルタネーションルールは破っている)、上図のcの位置で4波が終了し、dの位置で5波が終了して拡大フラットがすでに完成しているということも考えられるので、このまま上昇が始まるという展開も頭の片隅においておく必要がありそうです。
このところの下落でシナリオが崩れてやられてしまったので、ここは落ち着いてしっかり反転を確認できてからエントリーするように心がけたいと思います。